日 時 2001年10月22日(月) 18:00開場 18:30開演
会 場 世田谷区立烏山区民会館ホール(京王線千歳烏山東口下車徒歩1分)
入場料 一般2,000円(当日2,500円) 会員1,500(当日2,000円)
ご予約

TEL 0120-70-4133 0480-22-3954 久喜ピアノ調律サービス

※前売券のお申込は10月20日まで

レクチャー

ヴォルフ・ディーター・ノイペルト Wolf Dieter Neupert (ドイツ、ノイペルト社社長)

ウルリヒ・ザウター Ulrich Sauter (ドイツ、ザウター社社長)

演 奏 井谷佳代
1991年東京芸術大学器楽科ピアノ専攻卒業。バッハ・ヘンデル・スカルラッティ生誕300年記念コンクール入賞、第3回日本モーツアルトコンクール入選。オランダ政府給費留学生としてアムステルダムに留学。アムステルダム・スウェーリンク音楽院にてモダンピアノをWillem Brons氏に、ハンマーフリューゲルをStanley Hooghland氏に師事。1994年オランダ国家演奏資格を得て同音楽院を卒業。1995年東京芸術大学大学院ピアノ科修了。これまで日本・オランダ・オーストリア・イタリアにおいてモダンピアノ・ハンマーフリューゲルによる演奏活動を行い、いずれも高く評価されている。
使用楽器

ハンマーフリューゲル「ドゥルケン」Dulcken
ノイペルト社製。1815年頃製作されたドゥルケン作ハンマーフリューゲルのレプリカ。モーツァルトの好みを反映しているとされる。オリジナルは同社所有。

グランドピアノ「ザウター220オメガ」Sauter 220 Omega
現存する数少ないウィーン派のピアノメーカー、ザウター社製のセミコンサートモデル。

プログラム
(通訳付)

レクチャー1:「ウィーン派のハンマーフリューゲル」(W.D.ノイペルト)
レクチャー2:「ウィーン派のモダンピアノ」(U.ザウター)

ミニコンサート: ハイドン/ソナタ No.59 Hob.49 Es-dur・シューベルト=リスト/春の信仰、水に寄せて歌う 他、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンなど

テーマ モーツァルトやベートーヴェンの時代に生まれたピアノの前身「ハンマーフリューゲル」(ピアノフォルテ)。現在「ピアノ曲」として親しまれている彼らの作品も、成立当時はハンマーフリューゲルで演奏されていました。「南ドイツ・ウィーン派」と「イギリス・フランス派」という二つの製作流派の下、ピアノは19世紀に急速な進化を遂げて現代に至りますが、モーツァルトやベートーヴェンが好んだというウィーン派の音は、今や数少ないメーカーによって守られるのみとなりました。では、「ウィーン派」のハンマーフリューゲルとは一体どんな楽器だったのでしょうか?そして、いわゆる「ウィンナートーン」とは?
200年前と現代のウィンナートーンを聴きながら、それぞれのプロフィールに迫ります。
日本ピアノ
史家協会
1989年に設立された本会は、ピアノ発達史やピアノ音楽史の考察・研究を通じて、音楽文化に関する知識を深めることを目的としています。演奏家・技術者・一般愛好家・評論家を構成員とし、随時研究会や演奏会等を催して資料や情報の収集を行っています。


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