”僕にはプレイエルが必要です。”そう語ったショパン。プレイエルピアノがなければ、彼の素晴らしい曲の数々は生まれなかったとまで言われるほど、プレイエルはショパンに愛されました。フランス的音色と表されるプレイエルはその後も、ストラヴィンスキー、グリーグ、コルトーなどの音楽家達を魅了し続けています。その魅力とはどんなものなのでしょうか?そして、1807年の創業以来続く伝統と、時代の変化と共に進む革新とは何なのでしょうか? そんなプレイエルの魅力を、小坂圭太氏による演奏とレクチャーで解き明かしていきます。時代の異なる2台のプレイエルピアノ演奏を楽しみながら、パリのエスプリを感じる素敵な午後のひと時をお過ごし下さい。
<演奏・講演> 小坂 圭太 <演奏曲目> ■フランス組曲(プーランク) ■幻想曲(ショパン) 舟歌(ショパン) バラード No.3 (ショパン) <使用ピアノ> 1920年代製プレイエル 現行モデルプレイエル